2010年04月26日

ラート

ラート

こんばんは。
今日は私たちの活動出今やおなじみとなっているラートについて書きたいと思います。



ラートは、ドイツのオットー・ファイクという人が、1925年に「子供の遊び道具」として考案しました。ラートは遊具として、また競技としてドイツを中心に普及、発展してきています。第二次世界大戦により活動が中断されていましたが、西ドイツでは1960年に競技会が行われ、その後はドイツ体操連盟の傘下のもと、組織的な活動が続けられています。


日本では第二次世界大戦時に「フープ(操転器)」として航空操縦士養成の訓練活動に用いられていた、という暗い過去もあります。
大戦後は一切姿を消していたラートですが、1989年、当時東海大学で勤めていた、我らが体操部顧問の長谷川聖修先生(現筑波大教授)が留学先のドイツから持ち帰り、ニュースポーツとして再び普及活動が始まりました。

現在は、小さな子ども達から障害を持つ人、そしてお年寄りまで誰もがが楽しむことのできる生涯スポーツとして、また、国際大会で活躍する選手達の競技スポーツとして親しまれています。
詳しくは、日本ラート協会ホームページで!



筑波大学体操部では、ラートを競技として楽しむのはもちろんのこと、パフォーマンス用の道具としても使用しています。
5月22日に行われる春季スポーツデーでの作品もその一つです。

一時は戦争のための道具として用いられていたこともあるラート。それを今、これほど自由に楽しんで使用できることへの感謝も忘れずに日々の練習に取り組んでいきたいと思います。



ラートもGボールもいつでも体験可能ですので、「やってみたい!」と思った方はぜひ体操場にお越しください。


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Posted by ペダロ at 22:53│Comments(0)紹介
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